「みえDXセンター」第1回セミナーを開催します
三重県では、県内外のDX(デジタルトランスフォーメーション)をけん引する専門家や企業と連携し、県民の皆さんや県内事業者、行政機関(市町・県)のDXを推進するための相談窓口として、「みえDXセンター」を運営するとともに、県民の皆さんのDXに取り組む機運の醸成を図るためセミナーを開催し、県民の皆さんがDXに取り組む「第一歩」を支援します。
第1回のセミナーはデジタル技術を活用した人材不足解消をテーマに開催します。
人口減少・少子高齢化により生産年齢人口が減少していくことに伴い、人材不足が大きな課題となっているなか、担い手の確保、生産性の向上やリスキリングの促進等、様々な取組が進められています。
本セミナーでは、デジタル技術を活用した人材不足解消に向けた取組について、事例等を交えながらご紹介します。
また、デジタルの活用方法などDXに関する無料の相談も受け付けていますので、ご利用ください。
1 第1回セミナーについて
(1)日時 令和6年6月26日(水)セミナー:13時30分から15時00分(予定)
(2)開催方法 オンライン開催(ZOOMウェビナーで配信)
(3)講演
○講演:「令和の転換点」後の地域企業の新たなる戦略
講師:株式会社リクルート リクルートワークス研究所(みえDXパートナー)
主任研究員 古屋 星斗氏
内容:今後10年以上続く「労働供給制約」=構造的な人手不足のなか、社会はどう変わっていくのか。地域の企業はどんな手が打てるのか。データと合わせて各地で行われている試行錯誤の取組をご紹介いただきます。
○講演:「【採用DX】「おてつたび」で人材不足解消へ」
講師:株式会社おてつたび 代表取締役 永岡 里菜氏(みえDXアドバイザー)
内容:宿泊施設や農林水産業等における「短期人材の採用DX」について、「おてつたび」の特徴や導入事例を通じてご説明いただきます。
※おてつたびとは
「おてつたび」は、「お手伝い」と「旅」を組み合わせた造語で、人手不足に悩む地域事業者(農家・ホテル・旅館など)と、働きながら旅を楽しみたい方をつなぐ人材マッチングサービスです。
旅を切り口にすることで全国各地から人材を集めることが可能です。
2 個別相談
みえDXセンターの活用を検討している方、課題解決にデジタルを活用できないかお悩みの方、DXについて詳しくは分からないがまずは話を聞いてみたい方等、DXに関する無料の個別相談を受け付けています。
※事前申込制です。個別相談を希望される方は、セミナー申し込みフォーム内にある項目へ内容をご記入ください。後日、日程等を調整させていただきます。
3 お申し込み方法
(1)お申し込み方法
下記の「みえDXセンター」のホームページより、お申込みください。
https://www.pref.mie.lg.jp/D1DIGITAL/mie_dx_center.htm
(2)申込期限 令和6年6月24日(月)13時まで
(3)定 員 オンライン参加 500名(先着順)
(4)参加費 無料
(5)その他 オンライン配信のご案内は、お申込みいただいたメールアドレスあてに、後日お送りします。
4 お問い合わせ先
・みえDXセンター事務局(デジタル戦略企画課内)
電話:059-224-3086/Mail:dxcenter@pref.mie.lg.jp
5 参考
・講師プロフィール
古屋 星斗(ふるや しょうと)氏
主任研究員
【経歴】
2011年一橋大学大学院社会学研究科修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。
2017年より現職。
労働市場や次世代社会のキャリアを研究。
一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事/法政大学キャリアデザイン学部兼任教員/大阪商工会議所若手社員キャリアデザイン塾塾長。
『ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由』(中央公論新社)、『「働き手不足1100万人」の衝撃』(プレジデント社)など著書多数。
永岡 里菜(ながおか りな)氏
株式会社おてつたび 代表取締役
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
【経歴】
三重県尾鷲市出身。千葉大学を卒業後、イベント企画・制作会社で官公庁や企業のプロモーション、イベントの企画・運営などを担当。退職後、フリーランスを経て、2018年おてつたびを起業。
・「みえDXセンター」
本県におけるDX推進に賛同し、高度な専門知識や実践経験をお持ちの専門家(計15名)を「みえDXアドバイザーズ」として委嘱、同じく専門知識やソリューションを持つ企業(計11社)を「みえDXパートナーズ」として登録・連携し、県民の皆さんや県内事業者、市町、県が抱える課題解決に向けて支援するワンストップ相談窓口