第1回長岡IoTイノベーション・ハブを開催しました

長岡市では、長岡版イノベーションモデルプロジェクトとして、「介護」と「IoT」分野において、市内の介護施設、ものづくり企業、3大学1高専(学生、金融機関、行政等の異業種が集まり、オープンイノベーションで IT・IoT・ロボットなど新しい技術の活用により課題解決に取り組む二つの「イノベーション・ハブ」を立ち上げました。
2つのイノベーション・ハブについて、詳しくはこちら
長岡IoTイノベーション・ハブは、長岡市IoT推進ラボの事業として活動を行います。

 

≪イノベーション・ハブとは≫

(1)概要・目的

一般的には「幅広い分野の知恵や技術を有する、企業を中心とするイノベーションの主役が集
う基盤」などを指す言葉であるが、技術の「使い手(介護施設等、ものづくり企業)」「作り手(も
のづくり企業、IT・IoT 企業、学生)」「つなぎ手(商社、金融機関、行政)」が参加し、課題解決
に取り組み、新しい産業を育てることを目的とする。

(2)取組内容

Step1 現場の課題をヒアリングして、課題を明確化する。
Step2 業界の常識の枠を超えた自由な発想で、意見・アイデアを出し合う。
Step3 実装に向けてアイデアを育てる。
Step4 実証実験を行い、精度を高める。
Step5 製品開発の出口として、既存企業の新事業展開やベンチャー企業による事業化を促す。

(3)特徴

・学生を含む異業種を交えたオープンイノベーションであること
現場の期待に応える製品を開発するため、表面的な課題だけでなく、隠れたニーズを探り、
本当の課題を明確にする。また出されたアイデアをそのまま製品化するのではなく、試作
品を作り、現場にフィードバックしてアイデアを育てながら、製品化につなげる。
・試作品の製作にとどまらず、新たなビジネスの育成やベンチャー企業の創出を促すこと
介護産業、IoT 産業は、今後ますます需要が高まる分野であり、若い世代の常識にとらわ
れない発想と、現場とのフィードバックが製品開発のポイントとなるため、ハブの中で課
題・アイデアを共有し、ビジネスモデルまで高めることで、長岡発の産業に育てる。

(4)活動日程・拠点

・日程
月1 回、2 時間程度
活動状況に応じてワーキンググループを作るなど、柔軟に運営する。
・拠点
NaDeC BASE(長岡市大手通2丁目3-1 旧大和長岡店1階)

≪第1回の様子≫

長岡IoTイノベーション・ハブの第1回は、7月27日(金)に開催されました。

日時:平成30年7月27日(金)16時~18時
場所:NaDeC BASE(長岡市大手通2丁目3-1 旧大和長岡店1階)
参加者:ものづくり企業、IT企業、3大学1高専(学生、金融機関、行政など約30名

当日は、ものづくり現場改善インストラクターを務める上村稔氏を進行役として、
出席した参加者と自由にディスカッションを行いました。
話題の中では、製造業現場での技術承継や、AI(人工知能)を使った単品の見積もりシステムなど、
様々な意見が出ました。
出席した長岡高専の学生からも活発な質問や意見をいただき、充実した時間になりました。




 

カテゴリー Category

アーカイブ Archive

地域DX推進ラボ数

38

地方版IoT推進ラボ数

72

おすすめ記事 Recommend

人気記事 Popular

リンクバナー Link banner

リンクバナー一覧