広島県では本年度，Tellus利用促進実証事業に採択されています。ひろしまサンドボックスの実証実験から得られるデータと，衛星データを掛け合わせて様々な利活用を検討しており，経済産業省製造産業局航空機宇宙産業課と野村総合研究所にご支援をいただきながら，利用を促進しております。

その一環として，広島県での利用者拡大を狙いに，「衛星データ利活用推進イベント」を開催いたしました。



宇宙産業の市場規模は現在のところ約４０兆円と，とてつもない経済規模となっており，またその多くは地上での衛星データ利用や地上設備（アンテナ，受信機，衛星対応の通信端末等）となっています。この規模はいずれ１００兆円になるとまでいわれています。


経済産業省では，宇宙産業を戦略的に経済成長させるため，衛星データのオープン&フリー化を行っています。通称「Tellus」と命名し，サクラインターネットと一緒に利活用推進を全国で行っています。


当日は最新状況の開設に加えて，Tellusのソフトのチュートリアルも実施していただきました。会員登録をいただければ誰でも利用することはできますが，実際使うにはちょっと不安・・・というユーザーの方々にお集まりいただき，丁寧に使い方を教えていただきました。


本「Tellus」もまだまだ進化中であり，我々利用者の意見も積極的に取り入れていただきながら改良を加えていくようです。ひろしまサンドボックスとしても，あらゆるデータを掛け合わせて新しいソリューションの創出にチャレンジしていきます！引き続きTellusを活用したイベントを開催していきたいと考えております。

Tellusについてはこちら
https://www.tellusxdp.com/
Tellus利用促進実証事業についてはこちら
http://tellus-data.space/