スタートアップ企業の募集を開始!ひろしまサンドボックススタートアップチャレンジ
2年目を迎える「ひろしまサンドボックス」では,推進協議会会員の皆様の新たなチャレンジを技術的・人的な側面からサポートする新たなメニューを実施しております。
そのサポートメニューの一つであり,パートナー企業(広島銀行・Creww・広島ベンチャーキャピタル)との共創により実施する“スタートアップチャレンジ「広島オープンアクセラレーター」”において,公募により選定された広島県内企業と全国のスタートアップ企業のコラボレーションプログラムが始動します。
本プログラムでは,広島県内企業の多様な事業領域や豊富な経営資源を,全国のスタートアップ企業の特徴あるサービスや技術と結びつけ,新たな事業の創出にチャレンジします。
(1)予定は?
2019年5月中旬から広島県内のチャレンジャー企業を募集し,7月中旬にチャレンジャー企業5社が決定しています。
この5社が持つ経営資源や課題をオープンにして,一緒に事業の創出にチャレンジするスタートアップ企業を9月2日から9月20日の間で全国に向けて募集をします。9月6日には東京の神谷町においてオリエンテーションイベントも開催します。
そして,広島県内企業とスタートアップ企業をマッチングし,翌年1月~3月には具体的に実証実験を行うことまでを目指します。3月にはどのようなマッチングが具体的に生まれたのか,広く公表していくことを予定しています。
・9月2日(月)~20日(金)スタートアップ企業のエントリー期間
・11月8日(金) 1次選考発表(スタートアップ企業の選考)
・12月13日(金) 最終選考発表(コラボレーションするスタートアップ企業の決定)
・1月~3月 実証実験
(2)どこでマッチングするの?
マッチングはCrewwのホームページサイトを通じて行います。詳細は下記のリンク先をご覧ください。
https://creww.me/ja/collaboration/hiroshima-open-accelerator-2019-8
(3)誰がチャレンジするの?
広島県内のチャレンジャー企業は次のとおりです。
青山商事株式会社,株式会社エネルギア・コミュニケーションズ,株式会社ダイクレ,広島ガス株式会社,マツダ株式会社 (50音順)
8月末には最初の説明会が開催され,今後の流れの説明と,各企業の横のつながりを深める懇親会を開催いたしました。
(4)どうやってマッチングするの?
Crewwは全国約4,200社のスタートアップ企業が登録する国内最大級のスタートアップコミュニティを運営しており,今回はそのプラットフォームを利用してマッチングから協業先の選定、実証実験までを行います。広島県内のチャレンジャー企業が,どんな経営資源を持っているのか,それを使って何がしたいのか,どんなことに課題を感じているのか,オープンに情報を発信してもらって,「私の会社ならこんなことが共創できます!」というスタートアップ企業からの提案を集めてマッチングしていきます。
※㈱ダイクレの紹介ページ。企業の歴史や経営資源,やりたいことや課題などをコンパクトに伝える内容になっている。
※Crewwのホームページにはスタートアップ企業を探す“サーチ”機能があり,会員でなくとも利用することが可能。興味がある方はぜひのぞいてみてほしい。
もちろん,いきなり広島県内企業とスタートアップ企業が連携成立!というわけにはいきません。お互いできること,やりたいことや開発後の権利関係など・・・折り合いをつける事項は沢山あるため,じっくりと話し合いながら翌年1月の実証実験開始を目指します。大事なポイントは,お互いの立場をよく理解すること!とのこと。ここの歩み寄りについて,Crewwと広島銀行が側面サポートをします。
(5)イベントのご案内
今回,全国のスタートアップ企業に向けて,チャレンジャー企業がプレゼンテーションを行うオリエンテーションイベントを下記のとおり開催しますので,ぜひこの記事をご覧いただいたスタートアップ企業様におかれましては,ご参加いただけますと幸いでございます。
○日 時 令和元年9月6日(金)18:00~20:15
○場 所 dock-Kamiyacho(東京都港区虎ノ門4-3-1城山トラストタワー4F)
○内 容 「広島オープンアクセラレーター」の概要説明
広島県内企業によるプレゼンテーション(5社)
スタートアップ企業(50社程度)との交流会
以上,スタートアップチャレンジの状況をお伝えしました。今後,どのようなマッチングが生まれていくのか,引き続きウォッチしていきます!