開催報告 7/5 ドローン体験会
開催の目的
しまねソフト研究開発センターでは、ITOCminiLabと称し、ドローンやVR/AR/MR技術を用いた機器等を整備、県内事業者と共に活用することで、新たな商品やサービス創出に向けたチャレンジを支援しています。
現在、自宅の屋根・工場の壁面検査などの身近なところから、橋梁や道路などインフラ点検での活用が進んでいるドローン。ドローンによって建物の点検作業がどう変わるのか、実演を交えてご体験いただけるよう、今回、しまねソフト研究開発センターで整備するドローン(Matrice100)をはじめ、実際にドローンを操縦する体験会を開催しました。
講師
清原 幹也 氏(株式会社SWIFT代表取締役)当日の様子
- 座学(14:00~14:30)
講師の清原氏より、ドローンや空撮に関する基礎知識、正しく安全なフライトスキルを身につけてもらうための説明があり、最新のドローン事情や航空法、安全管理などが紹介されました。更に、Matrice100の他にも産業用・空撮用など大きさや用途の異なる数種類のドローンの一斉展示がなされました。
- デモンストレーション(14:30~15:00)
屋外へ移動して、講師によるドローンのデモフライトを行い、ドローン飛行高度30mから地上の被写体を空撮する実演が行われました。
実演後、再び屋内に戻ってデモフライトの撮影結果を確認しながら、インフラ点検をはじめとした実践的な活用事例を交えて、参加者と活発な質疑応答が行われました。
- 体験会(15:00~16:00)
講師の清原氏に加え、熟練インストラクターの指導の下、実際に参加者のドローン操縦体験を行いました。徹底した安全管理の元で、参加者一人ひとりがドローンの操作感や機体の動きを体感することができました。
ご参加いただいた方々の声
セミナーに参加して頂いた方々のアンケートより(抜粋)
- 法律的なことが伺え良かったです。他2名
- 概要をご紹介頂き、参考になりました。また実際の操作も体験できイメージがつかめました。
- 広い体育館で操縦体験が出来て良かった。
- 屋外の風のある条件でも操作してみたいと思いました。
- ドローン操作に関する良い点・悪い点を聞くことができて良かったです。
- 実際に屋外で撮影したデータが見られたのが良かった。
- 現実的な今のドローンの使い道・精度の話が良かった。
所感
今回、ドローンの操縦体験が初めての方が90%以上であり、建設業や測量会社、ソフト系IT企業、瓦メーカーなど、多様な業種の方が参加されました。
このことから、あらゆる産業におけるドローン活用に向けた興味・関心の高さが伺えました。
デモンストレーションでは、参加者から航空法や法律に関する質問が多く寄せられ、質疑応答では様々な観点から、活発な意見交換が行われました。
短時間ではあったものの少人数で充実した体験会となり、ドローンの飛行体験後、参加者の皆様の笑顔がとても印象的でした。
ITOCminiLabでは、今後もドローンの最新動向を学び、体験機会の場を提供してまいります。