直方市IoT推進ラボ・イノベーション・セミナー「製造業におけるカーボンニュートラルと関連技術について」を開催しますした

　2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。直方市でも、2月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをスタートしています。本セミナーでは、この地球規模の課題に対し、各製造現場においてどのような取り組みができるのか、先進的な技術事例と合わせて紹介しました。　
　当日は市内外から22名の方に参加いただきました。各講演の合間とセミナー終了後には、参加者同士で意見を交わしており、この地球規模の課題に対する関心の高さが伺えました。
　今回のセミナーのように、今後も直方市IoT推進ラボでは、地場企業が抱える課題や問題の解決に繋がるイベントを実施してまいります。
セミナーのご案内（PDFファイル）
 

会場：直鞍産業振興センターADOX別館

プログラム

◆「カーボンニュートラルに取り組む背景と進め方について」
       一般財団法人 省エネルギーセンター 九州支部 事務局長 永田 隆憲 氏
       九州電力株式会社北九州支店 企画総務部 企画・地域共創グループ長 荒木 敏郎 氏

◆「Smart Powerプラットフォーム～再エネ余剰電力を活用し、施設を安定稼働～」
　　 株式会社ビットメディア 代表取締役社長 高野 雅晴 氏

◆「NAS電池の活用によるカーボンニュートラルへの取組みについて」
       日本ガイシ株式会社 エナジーストレージ事業部 NAS開発部 斗野 綱士 氏

主催等

主催：直方市IoT推進ラボ（直方市商工観光課産業イノベーション推進係）