今年の７月に第１回目を開催した「神戸ものづくりIoTセミナー」の第２回が平成29年10月11日（水曜）に神戸市産業振興センターで開催されました。今回も定員を超える75名の方々にご参加いただきました。

まず、神戸大学の貝原教授より「IoTを活用した製造業のサービス化」ということで、国内での製造業のサービス化の事例や、貝原教授の取り組まれているテーラーメイド・シューズをモデルとする「革新的設計生産技術」についてお話をいただきました。

次に、事例紹介として神戸市内の企業である昭和精機株式会社の藤浪社長より、同社が製作した「稼働率分析システム」を、実際にデモ機を使用して説明していただきました。このシステムは、各種の生産設備をインターネット経由で、遠隔データ管理するシステムです。

そして、今回のセミナーの連続講演として、第１回でもご講演いただいた(株)富士通総研の中谷様より、「運用保守高度化・省人化－IoT/ICTによる設備遠隔監視」ということで、設備の遠隔監視により省人化や設備点検業務の効率化などの導入事例を紹介していただきました。

次回は、平成29年12月13日（水曜）13:30から神戸市産業振興センターで開催する予定です。事例紹介も含め、様々な課題解決例などをご紹介しますので、是非ご参加ください。

【内容（予定）】
•ジェイテクトが提案する人が主役のスマートファクトリー
•〔事例紹介〕マニュアル作成・共有プラットフォームTeachme Biz
•ものづくり企業のＩｏＴ活用による課題解決例～現場作業改善と技術伝承（脱属人化）～

問い合わせ先：（公財）新産業創造研究機構　技術支援部門
電話：078-306-6806　e-mail：monoevevt@niro.or.jp