第4回 経営と技術の総合支援フォーラム ~RoHS指令等の環境規制と分析技術の最新動向~を開催しました


神奈川県IoT推進ラボにおいて中小企業等へのIoT技術導入支援の中核を担う地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)と、公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)は、地域企業の発展のため、相互に連携し、経営と技術の一体的支援を実施しています。この支援の一環として開催する本フォーラムでは、ものづくりにおける最新動向に関する講演会と経営とIoTなどの技術の総合相談会を併せて行っています。

○開催結果概要
■日時:令和2年2月14日(金)13:30~17:00(13:00開場)
■場所:(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 海老名本部(海老名市下今泉705-1)
■参加費:無料
■参加者数:33名

■共催地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
    公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)
■後援:神奈川R&D推進協議会

■プログラム
近年、グローバル化する企業活動において、REACH規則やRoHS指令などの輸出管理規制や、国内での工場排水・土壌汚染等への環境対策、化学物質管理強化など、環境問題に関連する多くの取り組むべき課題があり、対応が求められています。
今回、RoHS指令の試験方法や工場排水試験方法(JIS K 0102)の規格策定に携わる並木健二氏をお招きし、環境規制に関する最新動向について解説していただきました。また、環境規制や化学分析分野においても、分析結果の信頼性を確保し、且つ効率化を求める需要が高まっており、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の活用が期待されております。IoT支援事例として、RoHS指令に関する分析データの活用法をご提案いただきました。

13:30~13:35 開会挨拶

13:35~15:05 「環境規制に関する試験方法(RoHS、工場排水、土壌汚染)および環境分析のIoT/クラウドの試み」
                          株式会社日立ハイテクサイエンス 並木 健二 氏

15:05~15:15 〈休憩〉

15:15~15:25 「六価クロム研究事例」
                  神奈川県立産業技術総合研究所 職員

15:25~15:45 「RoHS支援事例」
         神奈川県立産業技術総合研究所 職員

15:45~15:50  「KISTECの元素分析装置の紹介」
         神奈川県立産業技術総合研究所 職員

15:50~16:00  「KIPの生産性向上などに関する経営支援(仮)」
         神奈川産業振興センター

16:00~16:30 見学会 ※希望者のみ

○経営と技術の総合相談会
 講演会終了後、経営と技術に関する課題を抱える企業の皆様を対象として、KISTEC職員とKIP職員による相談会を行いました。今回は、講演とIoTに関連して、特に次にあげる課題を担当するKISTEC職員が支援に対するご要望などについても伺いました。
 ○ REACH規則やRoHS指令などの輸出管理規制への対応
 ○ IoT技術導入支援

※このフォーラムは、競輪の補助を受けて開催しました。

 


 

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