渋谷と広島を5Gで接続 遠隔ダンスレッスンイベント開催


広島県と渋谷区は2018年5月17日に,お互いのシーズとニーズを連携させて,都市を超えて新しいソリューションを開発することを提携しております。

その一環で,このたび一般社団法人渋谷未来デザインと株式会社NTTドコモ,広島県の3者で渋谷と広島を5Gで接続し,中学生を対象とするダンスレッスンの実証実験を実施しました。


当日は,渋谷にいるダンス講師から,リアルタイムで指導を受けながら,渋谷の中学生と広島の中学生がコラボしたダンスを披露してくれました。普段,渋谷にいてレッスンを受けることが難しい講師から,距離や時間の壁を越えて,広島においてリアルタイムに指導を受けることができる環境に,中学生の目は輝やくばかりでした。


5Gの特徴である低遅延,大容量転送を最大限に活用し,さながら同じ部屋にいる感覚でレッスンを受けました。もちろん,音声の処理と画像の処理の”差”によるダンスのズレを少し感じてしまうところもありましたが,本実証実験をモデルケースとして,今後の技術仕様を検討できる貴重な実験の場となっています。


3Dから4Dへ。AR技術を駆使して,ダンス講師を360度俯瞰できるツールも活用しました。5Gについて,どのような活用があるのかまだまだ模索されている段階ではありますが,教育の現場において5Gの活用が有効であるのではないか,一石を投じる貴重なイベントとなりました。


中学生はこの日のために事前練習もしてきてくれました。当日も一生懸命にダンスを披露してくれ,深く感謝しております。ひろしまサンドボックスではこれからもこのような先端技術の実証を支援していきます。

(渋谷側の様子は以下のニュースサイトをご覧ください)
https://www.advertimes.com/20191115/article302377/
※宣伝会議 AdverTimes

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