IoTデザインガール 第二回が開催!県知事も登壇!
2018年12月6日(木)13時から、広島市の「イノベーション・ハブ・ひろしま Camps」にて、IoTデザインガールプロジェクトin広島(※1)第2回目が開催されました。参加者は、IoTデザインガール35名、傍聴の方16名で合計51名となり、前回に続き、大盛況となりました。
※1 IoTデザインガールプロジェクトin広島とは
人材育成,有機的な地域人脈ネットワークの構築等を目的とし,2018年10月から2019年3月までの間,研究会を開催します。
研究会では,始めにIoT,経済,デザイン思考などの第一線で活躍する有識者や,IoTによる新たな価値を提供している事業者の方の講演を聴講する「インプット」を実施し,IoT/AIなどの最新技術動向や,社会課題への関心を深めます。
続いて,「インプット」を受けて,グループ毎に地域が抱える社会課題の解決に向けたソリューションをデザインすることや,実現に向けた検討を通じて,最終回の研究会で発表を行っていただく「アウトプット」を実施いたします。
「アウトプット」の成果については,広島県が公募する「AI/IoT実証プラットフォーム事業」へ応募することを目標として取り組みます。
<ホームページ>https://iot-dg-hij.sakura.ne.jp/index.html
今回の第1部は、中国総合通信局 野尻部長のご挨拶から始まり、ワークショップと各テーマごと7チームから現時点での検討内容の発表となりました。冒頭のワークでは、顧客価値連鎖分析【CVCA】という手法の説明を受け、価値の流れを可視化する手法について学び、グループワークを実施しました。
各チーム毎発表では、自分たちが決めたチーム名をお披露目し、取り組む地域課題と、ソリューション、着眼点や新規性等についてプレゼンしました。セッションの一部には、湯崎広島県知事にも参加いただき、発表チームへのコメント、質疑応答が行われました。知事から、女性活躍推進という面からも、このプロジェクトに対し激励のメッセージをいただきました。
第2部は、インプットということで、下記の3つの講演を聴講しました。各分野でご活躍の講師から多くの「気づき」をいただき、それぞれ自分たちIoTデザインガールの取り組みに活かすために、熱心にメモをとりながら聴講する姿が見られました。アンケートでも、「もっと話を聞きたい」「もっと質問の時間が欲しい」等の声が見られ、短時間ではありますが、とても有益なインプットの時間となりました。
・「2020年に必要なIT基礎知識と行動規範」
大阪大学先導的学際研究機構 教授 栄藤 稔 様
・「 “あったらいいな”をカタチに」
株式会社ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴 様
・「島しょ部傾斜地農業に向けたAI/IoT実証事業 ~ICT(愛)とレモンで島おこし~ 」
一般社団法人とびしま柑橘倶楽部 代表理事 秦 利宏 様
株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
経営戦略本部 事業推進部 マネージャー 武田 洋之 様
終了後の懇親会では、講師の方々、参加者同士で親睦を深めました。講演の時間が短時間だったため、参加者がもっと聞きたいと思ったことについて、懇親会の場を活用して情報交換できました。とびしまの「レモンの正しい絞り方」実演もあり、大変盛り上がりました。第3回は来年1月22日開催予定です。