IoTデザインガールがスタートしました!



20181029日(月)13時から、広島市中区紙屋町の「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps」にて、IoTデザインガールプロジェクトin広島1)第1回目が開催されました。参加者は、公募により集まった、広島県を中心とした中国エリアの自治体・様々な業種の企業の女性36名です。第1回目は、傍聴の方16名もあわせると、合計52名と大盛況となりました。
 第1部は、インプットということで、下記の2つの講演を聴講しました。 
広島市立大学大学院 情報科学研究科 前田 香織教授による「IoT通信を考える」
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 渡辺  今日子特任助教による「新しい価値をデザインする」
前田先生からは、通信・インターネット環境の歴史・変遷やこれまでのICT取組み事例をたくさん紹介いただきました。渡辺先生からは、IoTデザインガールは、 IoT」を用いて、システム(=新しい価値を創出するもの)を、デザインするのだということ、価値創造のプロセスやデザイン思考についてお話しいただきました。

 第2、「IoTデザインガール」についての概要を聞いた後、今回の目標でもある「ひろしまサンドボックス」について広島県から説明を受けました。その後、班に分かれ、ワークショップを行いました。
ワークショップの目的は、具体的な地域課題に対する解決案(サービス)の検討を通じて、デザイン思考を実践的に体験する、課題の本質を知り、アイデアをだし、企画し、提案してゆく過程を理解することにあります。
1回目のこの日は、まず参加者同士で名刺交換、自己紹介といったチームビルドから始まり、ひろしまサンドボックスのテーマに沿って、自身が事前に考えてきた「地域課題」やその解決アイデアについてブレスト、意見を出し合いました。
渡辺先生から、デザイン思考による検討手法などを説明いただきながら、限られた時間の中で、皆さん積極的に意見や想いを出し合い、活発なワークショップとなりました。
希望するテーマによってチーム分けをし、7つのチームに分かれました。次回開催までにチーム名を決め、それぞれチームで取り組む地域課題を絞り込み、さらに具体的に検討をしていきます。 
 終了後の懇親会では、日頃なかなか会う事の出来ない、様々な業種の参加者、講師の方々と親睦を深めました。第2回は126日開催予定です。

1 IoTデザインガールプロジェクトin広島とは
人材育成,有機的な地域人脈ネットワークの構築等を目的とし,201810月から20193月までの間,研究会を開催します。
研究会では,始めにIoT経済,デザイン思考などの第一線で活躍する有識者や,IoTによる新たな価値を提供している事業者の方の講演を聴講する「インプット」を実施し,IoT/AIなどの最新技術動向や,社会課題への関心を深めます。
続いて,「インプット」を受けて,グループ毎に地域が抱える社会課題の解決に向けたソリューションをデザインすることや,実現に向けた検討を通じて,最終回の研究会で発表を行っていただく「アウトプット」を実施いたします。
「アウトプット」の成果については,広島県が公募する「AI/IoT実証プラットフォーム事業」へ応募することを目標として取り組みます











 

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